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総務省は「ガイドラインに沿わない不適正な端末購入補助」のためドコモ、au、ソフトバンクに対して行政指導! [ケータイ]

総務省


利用者の負担が増えています。

総務省が策定した「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」により「実質0円」などケータイ本体の値引きを禁止したことで「iPhone7/7Plus」の価格が高くなりましたよね[バッド(下向き矢印)]

そのために購入を見送った人も多いと思います。

総務省は「通信料金の高止まり」「端末購入補助を受けない利用者との不公平」「MVNOの新規参入・成長の阻害」の原因であるケータイ本体の値引きを禁止して「月額料金を下げる」ことを目指していますが、一向に料金は下がりません[もうやだ~(悲しい顔)]

結果的に総務省が策定したガイドラインにより「負担」につながっていますよね。

先日ケータイショップに行ったとき、店員さんは「iPhone7/7Plusは売れていない」「ガイドラインの影響が出ている」と言っていました。
10万円もするケータイを簡単には買い換えできないですよね。

この状況の中、総務省はドコモ、au、ソフトバンクに対して「ガイドラインに沿わない不適正な端末購入補助」があったとして行政指導をしました!
(参照元:総務省「端末購入補助の適正化に係る携帯電話事業者への行政指導」

行政指導に関して報道資料より抜粋します。
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社及びソフトバンク株式会社に対し、「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」に沿って端末購入補助の適正化を図るよう総務大臣名で厳重注意を行い、電気通信事業法の規定に基づき、再発防止策等について報告することを求めました。また、沖縄セルラー電話株式会社に対し、総合通信基盤局長名で注意を行い、再発防止策等について報告することを求めました。


行政指導の別紙を見ると、auとソフトバンクに対しては「端末の購入を条件として経済上の利益を提供するためのクーポンを送付する手法」を問題としていますね。

ドコモに対しては「クレジットカード加入者に対する特典として端末の購入代金を割り引くためのクーポンを送付する手法」が問題のようです。

auとソフトバンクの手法は実質「値引き」なのかもしれないですが、ドコモは同社が運営するクレジットカード「dカードGOLD」の利用金額に応じた会員向け特典です。

ドコモ「dカードGOLD」の特典


「dカードGOLD」は年会費1万円のクレジットカードなので、クーポンの原資は通信料金ではないと思うのでガイドラインに該当しないような[がく~(落胆した顔)]

ですが、ドコモは「サービス内容の見直し」を発表していますね。

ドコモ「dカードGOLD」はサービス内容の見直しを検討


それにしてもケータイ本体の値引きを禁止するなら「月額料金の値下げとセット」にしないと負担が増しているのですが何か検討しているのかな。

以前、コチラで紹介したとおり、公正取引委員会は「現在の販売方法は販売価格の拘束に当たる」としているわけで総務省が策定したガイドラインと合致しないように見えますよね。

残念ながら混乱している間は利用者の負担増のままです[ふらふら]

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