トレンドマイクロはiOS端末のホーム画面に大量のアイコンを作成する「iXintpwn」について解説！

iOS端末で拡散。

iPhoneやiPadで利用できるiOSアプリはアップルによる審査を経てリリースされるため一般的に「安心」とされています。ただ、100%安心というわけではなく脅威もいくつか確認されています。

トレンドマイクロではiOS端末のホーム画面に大量のアイコンを作成する「iXinitpwn」について解説を公開しました！
（参照元：トレンドマイクロ「iOS上で大量のアイコンを作成する不正プロファイル」について）

トレンドマイクロの解説によると「iXinitpwn」は別名「YJSNPI（ヤジュウセンパイ）ウイルス」と言われ、ホーム画面に作成されるアイコンは「YJSNPI」として知られる人物なのだとか。

　　　iOS端末のホーム画面に作成された「YJSNPI」のアイコン（クリックで拡大）

作成されたアイコンは削除することができず、アイコンをタップすると同じ画像を表示するだけのサイトが開くとのこと

「iXinitpwn」はiOS端末の制限を解除する「Jailbreak」に見せかけてSNSなどで拡散したことが報告されていますが、本マルウェアはアプリなく、iPhoneの「一括設定」などに利用される「構成プロファイル」のようです。

トレンドマイクロによると、万が一感染したときには、Macユーザーはアップル公式のiOS構成管理アプリ「Apple Configurator 2」を用いて不正なプロファイルの削除する方法が報告されています。

ただ、Windowsでは「Apple Configurator 2」が提供されていないため、Windowsユーザーは「iPhoneの初期化」をして不正なプロファイルを削除することになるようです。

「未署名」の構成プロファイルを不用意にインストールすることは危険なので注意したいですね

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タグ：ウイルス アップル IOS

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